多肉と暮らす基本
お店でいちばん聞かれるのは「枯らしてしまいそうで」という心配です。多肉植物は、いくつかのコツをつかむとぐっと育てやすくなります。買ったあとに困らないように、基本と季節ごとの付き合い方をまとめました。※ここに書くのは、店で扱う品種を東京周辺で育てる場合の目安です。
基本は、置き場所・水やり・蒸れ
難しいことは、慣れてからで大丈夫です。
置き場所
日当たりと風通しのよい場所が基本です。日光が足りないと、茎ばかり伸びて形が崩れやすくなります。室内なら、いちばん明るい窓辺を選んでください。
水やり
土がしっかり乾いてから、たっぷりと。毎日あげる必要はありません。葉のハリは水分の目安になります。迷ったら「乾かし気味」に倒すほうが失敗が少なくなります。
蒸れに注意
多くの多肉植物が苦手とするのは、湿気と蒸れです。梅雨と真夏は風通しを優先して、水やりの回数をぐっと減らします。鉢の底に穴があるものを選ぶのも大事です。
季節ごとの付き合い方
多肉植物の一年は、色づきの一年でもあります。
春3月〜5月
多くの品種がよく育つ季節です。植え替えや寄せ植えを作るのにも向いています。日ざしが強くなってきたら、少しずつ外の光に慣らしてあげてください。
夏6月〜8月
梅雨と真夏がいちばんの正念場。水やりを控えめにして、直射日光と蒸れを避けます。半日陰の風通しのよい場所に移してあげてください。
秋9月〜11月
暑さが抜けると、また育ちはじめます。朝晩が冷えてくると紅葉が始まり、多肉がいちばんきれいに色づく季節に入ります。
冬12月〜2月
寒さで色づきが深まる一方、霜には弱い品種が多いです。強い霜が降りる夜は、軒下や室内の窓辺へ。水やりはさらに控えめにします。
※品種によって性質や生育のリズム(春秋型・夏型・冬型)は変わります。買うときに「この子はどう育てたらいいですか」と聞いてもらえたら、その鉢に合わせてお伝えします。
作りながら覚えるのがいちばん早いです
寄せ植えワークショップでは、植え方も育て方も、その場で聞きながら作れます。